【静岡市葵区】6月6日(木)~7月15日(月・祝)、静岡市美術館にて静岡ゆかりの作家の全容を紹介する「平野富山(ひらのふざん)展」初開催!
2024年6月6日(木)~7月15日(月・祝)、静岡市美術館にて静岡ゆかりの作家の全容を紹介する「平野富山展」が初開催されます。
<概要>静岡県庵原郡江尻町(現・静岡市清水区江尻東)出身の平野富山(1911-1989)は、日本近代彫刻史上、重要な彩色木彫家の一人です。本展は、静岡ゆかりの作家である平野富山の全容を紹介する初の回顧展です。
<平野富山の経歴と作品>
・学びの時代: 人形師・池野哲仙(1880-1936)の元で確かな彫技と彩色技術を学び、伝統的な主題から今日的な女性像まで、超絶技巧とも言うべき作品を生み出しました。
・西洋彫刻: 彫刻家・齋藤素巖(1889-1974)に師事して西洋彫刻も習得し、日展を中心に活躍しました。
・平櫛田中との関わり: 木彫界の巨匠・平櫛田中(1872-1979)に厚く信頼され、多くの田中作品の彩色を手がけました。
<展示内容>
・平野富山の彩色木彫や西洋彫刻など約50点
・平櫛田中や関連作家らの作品約40点
本展は、日本近代における人形、彩色木彫、西洋彫刻の三つの領域を横断し、彩色の専門家としても作家を支えた富山の仕事の全容に迫る初の試みとなります。気になる方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。※チケット情報については、公式HPをご確認ください。
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