【静岡市葵区】6月21日(土)~7月21日(月・祝)紙飛行機が“時”をひらく──金原明音「ent-falten 時をひらく」開催中!
ドイツ・ベルリンを拠点に活動する現代美術作家、金原明音(きんばら・あかね)氏によるインスタレーション展「ent-falten 時をひらく」が、静岡市で開催されています。
タイトルの「ent-falten(エント・ファルテン)」は、ドイツ語で“折る(falten)”ことから“元に戻す(ent)”という意味を持ち、“ひらく”という行為を象徴します。本展では、時間をテーマに、折られた無数の紙飛行機を一枚ずつ“元の紙”へと戻していくというユニークなプロセスを体験型インスタレーションとして展開。
来場者の目の前で、床一面に広がる紙飛行機を広げ、積み重ねていくライブパフォーマンスが実施され、空間そのものが日々変化していきます。時間の痕跡としての「折ジワ」をたどりながら、私たち一人ひとりが持つ「時間感覚」に静かに問いを投げかけます。
パフォーマンスの様子はYouTubeでも随時ライブ配信され、遠方からもその変化を追うことができます。
▶︎ ent-falten YouTube チャンネル
パフォーマンス日程(一部抜粋)
6月29日(日)14:00/16:00/18:00
7月1日(火)・2日(水)各日12:00/14:00/16:00
7月4日(金)16:00/18:00
7月5日(土)12:00/14:00/16:00/18:00
(各回約20~30分。その他時間帯も不定期で実施される場合があります)
トークイベントも開催
6月28日(土)14:00~15:30|CCC 2階 多目的ルーム|参加無料・申込不要
金原氏が自ら作品を解説するギャラリーツアーに加え、ドイツでの創作活動やアート事情について語るアート談義も同時開催。インタビュアーは、元静岡県立美術館副館長でアート団体アルテ・プラーサ代表の坂田芳乃さんが務めます。
時間と記憶、そして空間の変化を肌で感じられる本展。観るだけでなく、時間の流れに立ち会い、共有する特別な“時”を、ぜひ会場で体感してみてください。
会期:2025年6月21日(土)~7月21日(月・祝)
会場:静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)
入場無料|10:00~21:00(最終入館20:30)|休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)
作家公式サイト
Instagram(@akanekimbara)
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