【静岡市葵区】半世紀近く市民に親しまれた「文化の殿堂 静岡市民文化会館」 が、2025年4月から全館休館しています。

1978年11月3日に開館し、東海地方随一の規模を誇る駿府町 静岡市民文化会館
半世紀近く、市民の文化活動の拠点として親しまれてきたこの会館が、令和7(2025)年4月から改修工事のため休館となっています。静岡市民文化会館、
施設・設備の老朽化に伴い、令和10(2028)年1月までの全館休館(一部のみ開館予定)、および市民文化会館前駐車場の閉鎖(~2028年12月まで)が予定されています。静岡市民文化会館、

休館予定期間
【市民文化会館】
令和7(2025)年4月~令和10(2028)年1月(※一部開館予定)

【市民文化会館前駐車場】
令和7(2025)年4月~令和10(2028)年12月

※令和7年4月より、修景広場を新たに一般有料駐車場として運用予定。静岡市民文化会館、

市民文化会館の歩みとこれから
静岡市民文化会館は、1967年に提案された「城内地区再開発計画」の一環として構想がスタート。市民レベルの議論を経て、1975年に政府の起債許可を得て着工。
1978年、かつて静岡刑務所跡地だった場所に、市民の誇りとも称された大規模な「文化の殿堂」が誕生しました。約2000人を収容する大ホールと、約1200人規模で歌舞伎上演も可能な中ホールを備え、東京~名古屋間では他に例を見ない圧倒的な存在感を放ってきました。静岡市民文化会館、

館内には、芹沢銈介氏原画の緞帳、掛井五郎氏作のブロンズ像「南アルプス」、神成澪氏作の陶壁画「讃光の詩」など、静岡の芸術文化を象徴する作品も多数設置。
これらは、改修後も引き続き同館のシンボルとして残される予定です。

歴史に刻まれた名公演たち
開館から現在まで、静岡市文化会館では数々の名演が行われてきました。
47年間の公演数ランキングでは、1位に輝いたのは劇団四季。2位にはTHE ALFEE、近年では富士山静岡交響楽団も上位に食い込むなど、静岡の文化事業の中核として、舞台、音楽、演劇、コンサート…多彩な舞台芸術を支え続けてきた会館の歴史が浮かび上がります。

改修後の未来へ
今回の改修は、大規模ではないものの、冷房設備の刷新や女性用トイレの増設など、より快適な施設環境づくりが目的。
市文化政策課は、「市民文化会館は、見る人も、演じる人も、文化を育む場所であり続ける」とし、変わらぬ役割を見据えています。静岡市民文化会館、

なお、改修後の施設予約受付は未定。詳細は順次発表されます。
静岡の文化の未来を見据えたこの期間、改めて市民文化会館が築いてきた歴史や役割に想いを馳せつつ、次のステージを楽しみに待ちたいものです。
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