【静岡市葵区】小さな街のケーキ屋から全国3位へ。挑戦がつないだシュークリーム物語 ─千代田「パティシエエヌトーク」

千代田の住宅街にある「パティシエ エヌトーク」。オーナーの長島さんのイニシャル“N”と“対話”を意味するトークを名に掲げ、日常に寄り添うスイーツを届けています。「にっぽんの宝物グランプリ2023-2024」全国大会でも審査員特別賞と全国3位を獲得し、一躍注目を集めました。パティシエエヌトーク

ケーキ屋からのスタート
オープンは2019年。フランス菓子を学び、ホテルで経験を積んだ長島さんが「自分のお店を」と開いた小さなケーキ屋でした。子どもとともに成長できる店づくりを掲げ、ショートケーキやモンブランなど定番を並べ、誕生日や記念日を彩ってきました。しかし原材料費の高騰や人手不足もあり、持続的な経営の難しさに直面します。

パティシエエヌトーク

※画像提供元:パティシエエヌトーク

転換点 ― シュークリーム専門店へ
そんな中、注目したのがシュークリームでした。ケーキよりも気軽に楽しめ、毎日のように選んでもらえる存在。思い切って専門店へシフトしたことで、口コミが広がり、地域に欠かせない店へと育っていきました。

パティシエエヌトーク

※画像提供元:パティシエエヌトーク

人気商品と新たな挑戦
看板商品は「ごまシュー」。黒ごまの香ばしさと濃厚クリームが絶妙に合わさり、甘さ控えめで幅広い世代に支持されています。

パティシエエヌトーク

※画像提供元:パティシエエヌトーク

さらに新商品「シューラスク」も登場。香ばしいバターが広がり、ザクッと軽やかにほどける食感はコーヒーや紅茶と好相性。長島さんは「静岡を代表するお土産に育てたい」と語ります。日持ちがするため手土産にも好評です。パティシエエヌトーク

千代田の街とともに
お店があるのは静岡中心街から少し離れた住宅街。人通りは多くありませんが、今では遠方からも客が訪れる人気店になりました。小学生が「お小遣いで買いに来た」と話したり、常連さんが差し入れをしてくれたりと、地域との温かな関わりが続いています。パティシエエヌトーク

努力が実った全国3位
2023年の全国大会での3位入賞は、地道な努力が認められた瞬間でした。仕込みの工夫、焼き加減、クリームの温度管理など細部にこだわった積み重ねが評価につながりました。パティシエエヌトーク

歩みを止めず、未来へ
今も長島さんは「次はもっと上を」と挑戦を続けています。オンライン体験や冷凍配送のシュークリームキットも構想中。店に足を運べない人にも楽しんでもらえるよう工夫を広げています。

パティシエエヌトーク

※画像提供元:パティシエエヌトーク

日常に寄り添うスイーツを
6周年を迎えた「パティシエエヌトーク」。特別な日だけでなく、日常の小さなご褒美として楽しんでほしいと長島さんは語ります。
「お菓子には人を笑顔にする力があります。うちのシュークリームやシューラスクが、誰かの日常を少し豊かにできたらうれしいです」パティシエエヌトーク

香ばしい香りと濃厚なクリーム、その一口には長島さんの挑戦と街への想いが詰まっています。

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